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刺激って、いいですよね。
- 2022年01月28日
冬の寒い中、楽しみと言えばあったかい食事が体を癒してくれますよねぇ。
明日への活力、今夜のご褒美。体づくり以外でも食事はとても大切なもの。
がっつり飯から晩酌のお供まで量や種類は多岐にわたります。
そんな御飯にアクセントを付けてくれるのが刺激ある食材たちです。
山椒、辛子、ワサビに胡椒。小粒でもピリリと辛いは上手い例えですがここ数年、日本の食事事情はずいぶんな変わりようだなぁと振り返ってみると感じませんか?
昭和に純和食から洋食への変革も大きかったですが、多様化した好みやそれを受け止める外食産業。
家庭でも希少食材が手に入る物流の発達。素晴らしい事です。でも警鐘とまではいきませんが、気を付けて欲しいのは程度、だと常日頃感じるモノ。
薬も過ぎれば毒となり、足りない時はスパイスになる。と言う上手い言い回しがありますが、食は楽しめる時、薬用で使う時、過剰で不調を買う時と量でその姿を変えるモノです。
昨今に限らずですがテレビの特集や大食いで過ぎた味覚を体に与える特集がよく組まれます。食の視聴率は昔から高水準を維持しやすいとはいえ、若干目に余るなぁという感想が正直なところ。
ブームが起きれば毎食の様に食べる方、激辛を食べるために体を徐々に慣らす方。好きなことを突き詰めていく姿勢は気持ちを同じくしたいですが、それが健康に対して真摯かと言えば仕事柄ノーと言いたいです。
「いい塩梅」本当にこの言葉はよくできているなぁと思います。過ぎず足らずのない中庸。おいしくて健康、そして食の楽しみも満足できるスパイス。程々と言うのは良い意味で使われることが少ない言葉ですが、食に関しては程々に。
「酸いも甘いも噛みしめて、苦くも辛い、ほど良い人間に私はなりたい」っていったらかっこいいですかね?