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10年前
- 2021年03月11日
あまり良い話ではないのでお目汚しになったらすみません、
10年前、未曾有の震災が起きました。その前にもその後にも震災はありましたが、当時の自分の印象は「頑張ろう」と共に歩む言葉は人を助けるスローガンとして全国で掲げられ、とても素晴らしいことだと思いました。。
そして「頑張れ」という言葉が亡くなった年でもあると感じています。意味やローカルでの使用はあると思います。でも遣うことを憚られた言葉は死んでいき。死語となります。
過去の震災で使われた際の心ない言葉だったからなのは理解しています。
これは良し悪しではなく時代の流れの話なのです。そこに寂しさを感じるのは個人の自由です。しかし敢えてネットの海に流す自分の心の置き所は中々説明できる頭を持たず。
聞いてほしいだけとも違う、独特な感情です。
自身は対外的に頑張れを使うことは少なめにしなければと考えています。
「頑張れ」も「頑張る」も自身に向けての言葉が適切だと感じるからです。
それでも仕事柄、患者さんに向けて「頑張れ」と言います。辛い時に言います。
私たちは患者さんを甘やかせない時があるのです。僕たちが代われないとてもつらい出来事に立ち向かう人へ、エールではない頑張れを送ります。同情でもありません。これから一人で戦う者に「頑張ろう」は相応しくないと思うのです。使い方の間違ったダメな言葉でもいいと思っています。
今年もまた皆さん辛い年になるかもしれません。僕も確定申告やってなくて凄くつらいです。
立ち上がるための初めの一歩。
幸せへ歩くために繋ぐ二歩。
未来はだれしも初めての世界へ、10年の節目に改めて頑張れ!自分。